2017年10月2日月曜日

日産121万台リコールへ 無資格検査、「常態化」 社長謝罪、3日販売再開

 日産自動車は2日、新車の無資格検査問題で、販売済みの約121万台に対するリコール(無料の回収・修理)を今週中に国土交通省に届け出ると発表した。横浜市の本社で記者会見した西川広人社長は、無資格検査は「1回のミスではなく、1グループの行為でもない」と述べ「あるところは常態化」していたと説明した。

 西川氏は「心からおわびする。あってはならないことだ」と謝罪した。日産や販売店が在庫として持つ約3万4000台について再点検を実施し、終了後に3日から販売を再開する。

 経営陣の責任については、無資格検査の調査結果を踏まえ「管理監督責任も含め考える」と述べた。

 リコールは平成26年10月から29年9月の問題発覚までに製造され一度も車検を受けていない車が対象。リコールに伴う費用は、250億円程度を見積もっているという。

 2日の東京株式市場では日産の株価が急落した。

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