2017年10月24日火曜日

東京株が16連騰! 企業業績拡大への期待膨らむ

 24日の東京株式市場で、日経平均株価は16営業日続伸し、歴代最長の連騰記録を前日に続いて更新した。終値は前日比108円52銭高の2万1805円17銭で、平成8年7月11日以来約21年3カ月ぶりの高値水準となった。

 平均株価はこの16営業日で1448円(7・1%)上昇。市場関係者には次のメドとして、8年の終値ベースの高値である2万2666円80銭(6月26日)を見込む向きも出てきた。

 前日の米ダウ工業株30種平均は7営業日ぶりに反落し、24日の東京外国為替市場の円相場も一時1ドル=113円台前半とやや円高ドル安方向に振れた。

 これを受けた24日の東京市場では朝方、前日までの平均株価15営業日続伸を踏まえた利益確定売りが入った。しかし本格化する上場企業の決算発表に向け業績拡大への期待は高く、銀行株や商社株など出遅れ感のある銘柄に物色が広がり、この日の高値で終えた。

 松井証券の窪田朋一郎シニアマーケットアナリストは「海外勢に加え、個人投資家の買い戻しや日銀の上場投資信託(ETF)の買い余力を考えれば、(この先も)需給面では下げづらい状況だ」と指摘した。

Let's block ads! (Why?)

Read Again http://www.sankei.com/economy/news/171024/ecn1710240042-n1.html

0 件のコメント:

コメントを投稿