20日午後4時45分ごろ、山陽新幹線岡山駅(岡山市北区)で、線路内に人が立ち入っているのに駅員が気付いた。約1時間後、同駅から大阪方面に約4キロ離れた線路内で男児が見つかり、保護された。男児は駅ホームから線路に入り込み、発見場所まで歩いたとみられ、けがはなかった。
JR西日本などによると、立ち入り直後、駅員が列車の緊急停止ボタンを押して周辺を捜したが男児は見つからなかった。大阪方面に歩いているとの情報があり、岡山駅の東方で停止していた下り「のぞみ」が前照灯をつけながら最徐行して捜索し、午後5時50分ごろに運転士が男児を発見。その場で列車に乗せ、岡山駅で岡山県警鉄道警察隊に引き渡したという。
現場のホームは端などに金属製の柵があるが、ホームドアはない。ホームから線路までの高さは約1.5メートルあり、県警は男児が立ち入った状況を調べている。
新幹線は新大阪-東広島駅間の上下線で運行を一時見合わせ、同日午後6時5分ごろに運転を再開。上下43本に最大1時間半の遅れが出て、約2万4500人に影響した。【林田奈々、宮本翔平】
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