2018年8月17日金曜日

トヨタ、中国での生産能力を2割増強へ=関係筋

[北京 17日 ロイター] - トヨタ自動車(7203.T)は、中国・広州工場の生産能力増強を計画している。天津市での年間生産能力12万台引き上げ計画も明らかになっており、中国全体での年産能力は24万台(約20%)引き上げられることになる。同社関係筋が明らかにした。

 8月17日、トヨタ自動車の関係筋が明らかにしたところによると、同社は中国・広州工場の生産能力増強を計画している。天津市での年間生産能力12万台引き上げ計画も明らかになっており、中国全体での年産能力は24万台(約20%)引き上げられることになる。3月撮影(2018年 ロイター/Denis Balibouse)

関係筋によると、トヨタが広州市の工場で計画する生産能力拡張規模は年間12万台。現在の生産能力と比べると、24%の引き上げに相当する。

トヨタの中国全体での年間生産能力は116万台。

ロイターは16日、トヨタが天津工場での生産能力拡張により、年間1万台の電気自動車(EV)と同11万台のプラグインハイブリッド車(PHV)の生産を計画していると報じていた。

中国はEVやPHVを生産する外資系自動車メーカーの出資規制を今年撤廃し、商用車は20年、乗用車は22年に撤廃する方針を示している。

トヨタの関係筋によると、広州工場でもEVの能力拡張を計画している。同筋は投資額については明らかにしていない。

天津市政府のウェブサイトによると、天津での投資額は2億5700万ドル。

事情に詳しい関係筋4人によると、広州と天津での生産能力増強は、中国での販売台数を2020年初頭までに年200万台規模に拡大する中期戦略の一環という。

*本文1段落目の表記を一部修正しました。

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Read Again https://jp.reuters.com/article/toyota-china-idJPKBN1L20WI

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