2017年9月5日火曜日

「ひとみ」運用失敗、NECが5億円支払い

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は5日、運用を断念したX線天文衛星「ひとみ」をめぐり、NECから5億円の支払いを受けることで民事調停が成立したと発表した。NECはひとみのシステム開発を担当。プログラムの不備が運用断念につながったとして、JAXAが今年2月に東京簡易裁判所に申し立てていた。

 同日までに両者が調停案を受け入れた。NEC側は受け入れた理由について「JAXAの期待に応えられなかったことへの反省と道義的責任を感じたため」としている。

 ひとみは2016年2月に打ち上げたが、姿勢が制御できなくなって分解。同年4月に運用停止に追い込まれた。費用は日本だけで打ち上げも含めて310億円かかった。

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