宇宙航空研究開発機構(JAXA)は5日、運用を断念したX線天文衛星「ひとみ」をめぐり、NECから5億円の支払いを受けることで民事調停が成立したと発表した。NECはひとみのシステム開発を担当。プログラムの不備が運用断念につながったとして、JAXAが2月に東京簡裁に申し立てた。
NEC側は調停案を受け入れた理由について「JAXAの期待に応えられなかったことへの反省と道義的責任を感じたため」としている。
ひとみは2016年2月に打ち上げたが、姿勢が制御できなくなり分解。同年4月に運用停止に追い込まれた。費用は日本だけで打ち上げも含めて310億円かかった。
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