[ニューヨーク 5日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のブレイナード理事は5日、米国のインフレ率は目標を「大幅に」下回っているため、FRBは物価が上向いていると確信を持てるまで利上げに慎重になる必要があるとの考えを示した。
同理事は講演で「インフレ率が目標達成に向けた軌道に乗っていると確信を持てるまで、政策の一段の引き締めについて慎重になる必要がある」と指摘。「インフレが一時的にわれわれの目標をやや上回っても容認することを明確に示すことが重要だと考えている」と述べた。
9月半ばの会合で、バランスシートの縮小公表を支持する考えを示唆した。
一方で、基調インフレが抑えられ、利上げペースの加速が必要となる危険な金融資産バブルもみられず、慎重な姿勢が必要と指摘した。
ハリケーン「ハービー」を受け、年内の景気不透明感が強まり、第3・四半期成長に「目立った」影響が及ぶ公算が大きいと予想した。その上で月間の雇用増への影響は一時的で、景気も年末までに再び上向くとの見通しを示した。
トランプ政権の財政刺激策が当初期待されたが、このところ予想の下方修正が相次いだことを受け、自身も同様に見通しを修正したと述べた。
海外からの景気下向きリスクは低下したと分析し、日本や欧州、カナダ、中国の景気見通しに前向きで、「非常に歓迎すべき」シフトが起こったと指摘した。
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