[ロンドン 4日 ロイター] - IHSマークイットが発表した4月のユーロ圏総合購買担当者景気指数(PMI)改定値は55.1で、2017年1月以来の低水準だった。速報値と3月の55.2から低下した。
ただ新規事業が依然高水準にあることなどからみて、見通しはまだ比較的明るい。
景況判断の分かれ目となる50は引き続き上回った。
IHSマークイットのチーフビジネスエコノミスト、クリス・ウィリアムソン氏は「低下はしたが、まだ懸念するほどの低水準ではない。ただ、詳細をみると今後数カ月でさらに低下する兆候がある」と指摘した。
4月の調査は、ユーロ圏の域内総生産(GDP)が前期比0.5─0.6%増となることを示唆しているという。
同氏は「さらに悪化すれば、政策担当者の間で懸念が再燃する可能性がある」との見方を示した。
4月のサービス部門PMI改定値は54.7で、3月の54.9から低下した。速報値は55.0だった。産出価格指数は51.8で3月の52.1から低下し、7カ月ぶり低水準だった。
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