2018年5月4日金曜日

新たに10品種で偽装疑い 73年以降

 雪印メグミルク子会社の雪印種苗(札幌市)が商品の種子の品種を偽装していた問題で、これまでに確認した2品種の他に、少なくとも牧草10品種で偽装した疑いがあることが4日、同社への取材で分かった。1973年以降、偽装を繰り返した可能性があるという。元幹部らが2014年の内部調査で証言していた。

 雪印種苗によると、内部告発をきっかけにした調査が14年8~9月に行われ、担当部署の幹部ら十数人が聞き取りの対象となった。今回の偽装問題を受けて今年4月27日に引責辞任した赤石真人前社長は、当時の調査に対して「(偽装は)日常的に行われていた」と認めた。1973年1月に着任した当時の工場責任者は「(着任時には)既にやっていた」と述べたという。(共同)

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