HomePodのおよそ半額となる低価格モデルが、AppleブランドではなくBeatsブランドで発売される、とサプライチェーン関係者から得た情報として中国メディアが報じています。
AppleはBeats版HomePodについてサプライヤーと協議中か
中国メディアSinaが、HomePodの低価格モデルを、Beatsブランドで発売する計画があり、価格はHomePodの349ドル(約38,000円)のほぼ半額となる199ドル(約22,000円)になる、と報じています。
報道によると、Appleはすでに主要サプライヤーのひとつであるMediaTekと低価格版HomePodの製造に向けて交渉を開始している、とのことです。
低価格版となるBeatsモデルからは、Siriによる操作機能は省略される、とも伝えられています。
著名アナリストも予測していた低価格版HomePod
Amazon、Googleに遅れて発売されたHomePodは、その高価格ゆえに期待されていたほど売れておらず、低価格モデルが投入されるだろう、とApple関連の正確な情報で知られた元KGI証券のアナリスト、ミンチー・クオ氏も予測していたほか、他のアナリストも150〜200ドル(約16,000〜22,000円)のHomePodが投入される、との予測を発表しています。
しかし、米メディア9to5Macは、HomePodの廉価版が投入されるとしても、Beatsブランドで販売されることには懐疑的に報じています。
なお、HomePodは2018年1〜3月の期間に世界で約60万台が出荷され、スマートスピーカーの総出荷台数920万台の中で、約6%のシェアを獲得した、と推計されています。
日本での発売も近い?HomePod
HomePodは、最初にアメリカ、イギリス、オーストラリアで発売され、今春のうちにフランスとドイツでの発売が予告されていますが、現時点で日本での発売についてAppleからの発表はありません。
しかし、HomePodが日本で無線通信機器を販売するに必要な「技適」マークを取得したことが判明しているほか、Appleのイギリス向けWebサイトでHomePodの対応言語として「日本語」が表示されるなど、日本での発売が近いと思わせる動きがあります。
Source:9to5Mac
Photo:Martin Hajek
(hato)
0 件のコメント:
コメントを投稿