展示される車両は、大阪環状線やJRゆめ咲線(桜島線)で運用されていたオレンジ色のクハ103形(クハ103-843)と、大和路線(関西本線)やおおさか東線で運用されていたウグイス色のクハ103形。
クハ103-843は1981年に川崎重工業で製造され、当時の宮原電車区にカナリア色で新製配置された。晩年はJR西日本吹田総合車両所森ノ宮支所に在籍し、同所の103系LA4編成に組み込まれた。この編成が大阪環状線最後の103系編成となった。
京都鉄道博物館では、オレンジ色で低運転台のクハ103-1が本館プロムナードで展示されているが、高運転台のクハ103-843が展示されることにより、高低両タイプのクハ103形を見学することができる。
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