自転車を解体することなく一緒に乗車できるJR東日本の列車「B.B.BASE」の旅行商品が発売。今後の運転スケジュールも発表されました。
日帰りプランと宿泊プランを選べる
JR東日本千葉支社が2017年11月30日（木）、自転車と一緒に乗車できる列車「B.B.BASE」（ビー・ビー・ベース）の旅行商品を発売しました。
「B.B.BASE」は「BOSO BICYCLE BASE」（房総バイシクルベース）の略称で、自転車を解体することなく、そのまま乗車できる列車。「房総の各地を、バイシクル（自転車）で、駆け巡るためのベース（基地）」をコンセプトとし、車内には座席とサイクルラックが設けられます。
運転開始は2018年1月6日（土）午前7時39分で、両国駅3番線から発車。以降、週末に両国駅を出発駅とし、内房線、外房線、成田線、総武本線の各方面へ運転されます。
「日帰り」と「宿泊」プランを発売 デビュー前の展示イベントも
乗車は全席旅行商品のみ。内房、外房、佐原、銚子の4エリアと、日帰りと宿泊のいずれかを選べます。日帰りプランは「B.B.BASE」の往復乗車に、対象エリア内の指定店舗で使用できるクーポンや銘菓などがセット。宿泊プランは内房、外房、銚子コースから選べ、土休日に乗車する際は「B.B.BASE」が利用可能です（出発する曜日により、発着駅と利用列車が異なる）。なお、日帰り、宿泊いずれの場合も、フリータイムはサイクリングを楽しめます。
設定日は2018年1月5日（金）～3月31日（土）。基本代金は、日帰りプランが大人6500円、子ども4200円（いずれも佐原コースの場合）、宿泊プランが1泊2食付きで大人2万500円～2万4000円（館山コースの場合）です。なお、設定日と基本代金はコースによって異なります。申し込みはインターネットや電話、首都圏の「びゅうプラザ」で受け付けています。
なお、12月9日（土）には、両国駅で「B.B.BASE」の展示イベントを開催。3号車のサイクルラックや4号車のフリースペースなどを見学できます。
JR東日本千葉支社は「ぜひ、B.B.BASEに愛車の自転車と一緒に乗車していただき、房総を駆け巡る旅をお楽しみください」としています。
【画像】「B.B.BASE」の運転スケジュール
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