2017年12月6日水曜日

小川栄太郎氏が朝日の謝罪・賠償要求に反論回答「言論には言論で勝負を」

 朝日新聞が「徹底検証『森友・加計事件』朝日新聞による戦後最大級の報道犯罪」(飛鳥新社)の著者で文芸評論家の小川栄太郎氏に謝罪や訂正、賠償を求める申入書を送っていた問題で、小川氏は6日、自身が代表理事を務める団体のホームページで「朝日新聞よ、新聞社として恥を知りなさい」と反論する回答書を5日付で朝日新聞社に送ったことを明らかにした。

 小川氏は回答書で、朝日を「日本を代表する言論機関」と位置付け、「法的構成が不可能な言いがかりで一個人を恫喝するのではなく、言論には言論で勝負していただきたい」とした。さらに、森友・加計問題をめぐり朝日の執筆者や幹部と小川氏ら有識者による公開討論を行うことなどを求めた。

 小川氏は朝日による森友・加計報道は「社会的事件」と主張し、「言論機関として、この問題の検証から逃げることは最早許されない」と強調した。

 朝日は11月21日、小川氏が著書で一連の朝日報道を「戦後最大級の報道犯罪」「捏造」と記したことなどについて「根拠もなく、『虚報』『捏造』などと決めつけるのは、弊社の名誉・信用を著しく傷付ける不法行為」と抗議する申入書を小川氏と飛鳥新社に送付した。

 小川氏は回答書で森友・加計問題での安倍晋三首相の関与について「直接且(か)つ不正にこの両問題に関与している可能性はあり得ない」と重ねて結論付けた。一方で首相や昭恵首相夫人の関与を強くにおわせてきた朝日報道については「『捏造』による別ストーリーの創作であるというのが、私の本書での評価だ」と断じ、事実に基づいて「逆証明」するよう朝日に要求した。

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