2017年12月3日日曜日

ソフトバンクが所得隠し

 外注した開発経費の計上を巡り、ソフトバンクグループの通信事業会社ソフトバンク(東京)が、東京国税局から約1億4千万円の所得隠しを指摘されていたことが3日、関係者への取材で分かった。重加算税を含む追徴税額は約4500万円とみられ、同社は既に修正申告と納付を済ませたもようだ。

 関係者によると、指摘を受けたのは同社が外部メーカーに委託した装置の開発事業。決算期までに開発が完了したとして約1億4千万円を経費計上していたが、実際には開発は終わっておらず、一部しか納品されていなかったという。

 税法上、外部委託した開発費は、開発が完了するまで経費に計上できない。

【共同通信】

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