2018年4月14日土曜日

スルガ銀立ち入り シェアハウス融資調査

 女性向けシェアハウス「かぼちゃの馬車」の運営会社スマートデイズ(東京)が破綻した問題で、金融庁は13日、大半の所有者に資金を融資していたスルガ銀行(静岡県沼津市)の立ち入り検査に着手した。改ざんされた書類を基に融資を審査したケースが多いとみられ、審査体制や不正認識の有無などを調べる。問題が判明すれば行政処分を検討する。

 スマートデイズは、シェアハウス用の物件をローンを組ませて1億円以上で販売。物件を借り上げて転貸する「サブリース」と呼ばれる手法を展開していた。入居者から集めた家賃から、所有者に保証した賃借料を支払う契約だが、入居率の低迷で1月に支払いを停止し、今月9日、東京地裁に民事再生法の適用を申請して事実上破綻した。

 関係者によると、スマートデイズは販売代理店を介し、ほとんどの購入者に横浜市内のスルガ銀支店で融資を受けるよう指示していた。審査では、預金残高を水増しした書類が使われたケースも多数あった。金融庁はスルガ銀の支店幹部がスマートデイズの不正を見抜けなかっただけでなく、不正に関与した可能性もあるとみている。【鳴海崇】

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