
9日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は大幅に反落し、前日に比べ650円ほど安い2万1200円台半ばで推移している。下げ幅は700円を超える場面もあった。8日の米株式市場でダウ工業株30種平均が前日比1032ドル安と過去2番目の下げ幅を記録した。5日の1175ドル安に続く相場の急落を受け、国内外の投資家が運用リスクを回避するため株式に売りを出している。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も大幅に反落している。業種別TOPIXは全33業種が下落する全面安。日経平均採用銘柄もほとんどが下げている。オプション価格をもとに算出し相場の予想変動率を示すとされる日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は前日に比べ一時3割近く上昇し、投資家の不安心理が高まっている。
取引開始時点では株価指数オプション2月物などの特別清算指数(SQ)の算出に伴う売買が膨らんだ。QUICKの試算では日経平均のSQ値は2万1190円11銭だった。
無資格検査問題による生産・輸出の遅れなどを背景に2018年3月期の連結営業利益が前期比24%減る見通しと発表した日産自が大幅下落。味の素やKDDI、JTが昨年来安値を更新した。一方、ニコンやカネカは上昇した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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