昨年末に閉園した北九州市のテーマパーク「スペースワールド」の跡地活用を巡り、土地を所有する新日鉄住金と交渉していたイオンモールが事業者として正式に決まり、早ければ平成33年に新施設を開業することが18日、分かった。交渉中の両社から報告を受けた小川洋福岡県知事と北橋健治市長が明らかにした。
市などによると、両社は、跡地や周辺土地計約27万平方メートルの賃貸借の仮契約を16日に結んだ。今年6月末に新日鉄住金とスペースワールド側との賃貸借契約が終了し、施設や遊具の撤去などを経て、正式に契約を結ぶ。
小川知事は「地域を元気にしてくれるものになるようしっかり対応していく」と協力する考えを示し、北橋市長も「市全体がいかに大きく飛躍するかという視点で調整したい」と話した。
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