JR東海は23日、リニア中央新幹線の最大の難工事区間とされる南アルプストンネル山梨工区(山梨県早川町)を公開した。最も深い場所で地表からトンネルまで1000メートルを超え、大量の地下水が流れ込む厳しい条件が予想されている。2027年の東京(品川)-名古屋間の開業に向け、17年度中に本格着工する見通しだ。
南アルプストンネルは早川町と長野県大鹿村を結び、高さ8メートル、幅13メートル、全長は25キロに及ぶ。3000メートル級の山々が連なる南アルプスを貫く難工事だ。
同社の柘植康英社長は23日に山梨県庁で報道陣の取材に応じ、「工事では予想外のことが起きるだろうが、(関係者の力を合わせて)前に進む」と語った。
今回公開されたのは、非常用通路となるトンネル。6月末に2.5キロの掘削を完了した。報道陣がトンネル内を移動する車内からは、地下水が緩やかに流れている様子が確認できた。
同社によると、現在1分間に約1.5トンの水が湧き出てくる。大規模な本体工事でどの程度の地下水が発生するかは「掘ってみないと分からない」という。(2017/08/23-19:08) 関連ニュース

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