斎藤健農林水産相は2日の閣議後会見で、平昌五輪で銅メダルを獲得したカーリング女子「LS北見」のメンバーが試合中の休息時間「もぐもぐタイム」で食べて注目された韓国のイチゴについて、「以前に日本から流出した品種を基に、韓国で交配されたものが主だ」と指摘した。その上で、日本の品種保護を強化していく方針を示した。
斎藤氏は「海外でも知的財産権を取得し、仮に流出が発見された場合は、栽培や販売の差し止め請求などを行うことが重要だ」と強調。海外での知的財産権の取得を支援するため、「今年度の補正予算や、新年度の予算案で対策費を計上している」と説明した。
また、「日本の農林水産大臣としては、カーリング女子の選手には、日本のおいしいイチゴをぜひ食べていただきたい」と話した。
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