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JR北海道は7日、網走発札幌行き特急オホーツク2号が同日午前、運転士の居眠りや意識喪失による事故を防ぐ緊急列車停止(EB)装置のスイッチが切れた状態で走行していたと明らかにした。状況から走行距離は約47キロとみられる。
EB装置は、運転士がアクセルやブレーキなど運転機器を60秒間操作しないとブザーが鳴り、さらに5秒間何もしないと非常ブレーキが作動する。運転席脇にあるスイッチは通常、走行中に限らず入れたままになっている。
JR北海道によると、遠軽町の遠軽駅から運転に当たった20代の男性運転士が午前8時半ごろ、約47キロ走った地点でEB装置が切れていることに気付き、スイッチを入れた。速度制限超過や停止信号でブレーキをかける自動列車停止装置(ATS)は作動していた。
同社が原因を調べている。列車の走行に問題はなく、オホーツク2号は札幌駅まで運行した。〔共同〕
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