2018年5月6日日曜日

宮崎の650戸が稲作断念 硫黄山噴火後、川からヒ素

 宮崎県の霧島連山・えびの高原(硫黄山)の噴火後、近くを流れる長江川と下流の川内川から環境基準を超えるヒ素などの有害物質が検出されたことを受け、二つの川が流れる宮崎県えびの市は6日、流域約650戸の農家に対し今季の稲作を断念するように要請した。市によると農家側も「やむを得ない」として受け入れた。

 えびの市のコメは「えびの産ひのひかり」などのブランドで知られる。

 対象となるのは長江川と川内川から取水する市内の約460ヘクタールで、市全体の水田の18%に当たる。市側は安全性が確保できないことや他の農家がつくるコメの評価を下げる恐れがあることなどを理由に挙げた。

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