欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、下げ渋り
13日の欧州外国為替市場でドル円は下げ渋り。20時時点では110.38円と17時時点(110.19円)と比べて19銭程度のドル高水準だった。欧州勢参入後にユーロ円など欧州通貨のクロス円の下落につれる形で110.16円と本日安値の110.11円に迫ったが、下値は堅かった。下落して始まった欧州株が下げ止まったうえ、ナイト・セッションの日経平均先物が買い戻されたことなどを支えに110.40円台まで持ち直した。
なお、トルコ関連の続報としては、トルコ大統領報道官が「トルコ経済は強い、誰も投機的なニュースに注意を払うべきではない」と述べたほか、独経済省報道官が「独企業のトルコのエクスポージャーについて話すのは時期尚早」などの見解を示したが、リラ相場は落ち着いた動き。ドル・リラは6.9300リラ付近、リラ円は15.95円近辺で推移している。
ユーロ円も下げ渋り。20時時点では125.60円と17時時点(125.33円)と比べて27銭程度のユーロ高水準だった。欧州序盤に一時125.15円まで下落したものの、株安の流れがいったん落ち着いたことでショートカバーが入っている。
ユーロドルは小動き。20時時点では1.1379ドルと17時時点(1.1374ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ高水準だった。今のところ週明けのトルコリラ急落における影響は軽微な状況。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:110.11円 - 110.75円
ユーロドル:1.1365ドル - 1.1412ドル
ユーロ円:125.15円 - 126.23円
ドル・円は110円16銭から110円45銭まで上昇
[欧米市場の為替相場動向]
13日のロンドン外為市場では、ドル・円は110円16銭から110円45銭まで上昇している。ユーロ・円の買い戻しに連れ高気味になっている。
ユーロ・ドルは1.1366ドルから1.1392ドルまで上昇し、ユーロ・円も125円21銭から125円74銭まで上昇している。トルコリラが落ち着いた動きになっていることで、ユーロが買い戻されている。
ポンド・ドルは1.2730ドルから1.2772ドルまで上昇。ドル・スイスフランは0.9940フランから0.9953フランでもみ合っている。
ドル・円は伸び悩み、株安続き円買い余地残る
[欧米市場の為替相場動向]
ドル・円は欧州市場でやや値を戻す展開となり、一時110円40銭台に上昇した。トルコリラ・円は16円付近で下げ渋ったため過度な円買いは後退。それを受け、ユーロ・円は125円後半に持ち直し、ドル・円を小幅に押し上げた。ただ、新興国通貨の先行き不透明感は払しょくされておらず、欧州株は全面安、米株先物も下げており、円買い余地は残る。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は110円16銭から110円45銭。ユーロ・円は125円21銭から125円76銭、ユーロ・ドルは1.1366ドルから1.1391ドルで推移。
NY為替見通し=トルコは袋小路、ドル円は売り場探しか
先週末から続くトルコ発の通貨危機が、週明けでもトレンドは変えることが出来ず、円買い意欲が強い。米・トルコ間の関係が非常に悪いこともあり、しばらくは円買いが続く可能性も高く、上値が重いだろう。また日米貿易協議(FFR)は来月に持ち越しになったことも、上値を抑える要因だ。
本日の欧米時間には主だった経済指標がないこともあり、トルコを中心とした新興国の政治情勢で乱高下する可能性が高そうだ。当面の間具体的な通貨危機への解決策が見えないこともあり、ドル円はじり安になる可能性が高い。現時点では110.00円に買いオーダーがあり、また同水準に今日と明日のNYカットのオプションもあるため、110.00円近辺は買い意欲が強くなる可能性もありそうだ。上値は本日高値(110.73円)近辺や先週金曜日の引け値(110.83円)付近は一定の売り意欲もあるため、上昇時は上値を抑えるか。
・想定レンジ上限
ドル円の上値のめどは、先週金曜日の引け値110.83円、その上は日足一目均衡表・転換線の111.24円。
・想定レンジ下限
ドル円の下値のめどは、200日移動平均線の109.93円、その下は6月25と26日に支えられた109.37円。
ドル円、110.45円付近まで下げ渋り トルコ株下値模索もその他欧州株は売り一服
ドル円は下げ渋る動き。欧州勢参入後にユーロ円など欧州通貨のクロス円の下落につれる形で110.16円と本日安値の110.11円に迫ったが、下値は堅かった。トルコ株式相場は4%超安まで下値を模索する動きとなるも、独DAXなどその他欧州株は売りが一服していることもあり、110.45円付近まで下値を切り上げている。
ドル・円は値を戻す展開、ユーロ・円やや回復
[欧米市場の為替相場動向]
欧州市場でドル・円は値を戻す展開となり、足元は110円40銭付近で推移。トルコリラ売りがいったん止まっており、トルコ問題への過度な懸念は後退し、ユーロ・円がやや回復。それに連動して円買いが巻き戻されているようだ。ただ、欧州株式市場は全面安が継続し、米株式先物も下落しており、リスク回避的円買い再開の余地は残る。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は110円16銭から110円40銭。ユーロ・円は125円21銭から125円68銭、ユーロ・ドルは1.1366ドルから1.1388ドルで推移。
【ディーラー発】ポンド売り先行(欧州午前)
ポンドは売りが先行したものの、英債利回りの上昇を支えに買い戻しが強まると対ドルが1.2729付近から1.2770付近まで、対円が140円24銭付近から140円89銭付近まで反発し序盤の下げ幅を埋めた。ドル円は判断材料に欠け110円30銭前後で揉み合う状況。新興国通貨はトルコ円が16円ちょうど前後で神経質な値動き、ランド円が7円60銭前後でのレンジ取引に終始している。18時07分現在、ドル円110.366-369、ユーロ円125.625-630、ユーロドル1.13825-829で推移している。
東京為替概況:ドル・円は弱含み、新興国通貨安への警戒で円買い
今日の東京市場で、ドル・円は弱含み。110円75銭から110円11銭まで下落した。トルコリラ安の進行を受けて、欧州金融機関の資産悪化への懸念からユーロ・円が続落、また、南アランドなどほかの新興国通貨の売りも広がったことで、日経平均株価が大幅安となり、リスク回避の円買いが強まった。ただ、トルコ中銀が流動性供給などの声明を発表、トルコリラがいったん反発したことで、ユーロ・円が下げ渋り、円買いもやや後退した。
ユーロ・円は126円23銭から125円15銭まで下落。ユーロ・ドルは1.1412ドルから1.1365ドルまで下落した。
・17時時点:ドル・円110円10-20銭、ユーロ・円125円30-40銭
・日経平均株価:始値22117.57円、高値22124.60円、安値21851.32円、終値21857.43円(前日比440.65円安)
ドル・円は弱含み、新興国通貨安への警戒で円買い
今日の東京市場で、ドル・円は弱含み。110円75銭から110円11銭まで下落した。トルコリラ安の進行を受けて、欧州金融機関の資産悪化への懸念からユーロ・円が続落、また、南アランドなどほかの新興国通貨の売りも広がったことで、日経平均株価が大幅安となり、リスク回避の円買いが強まった。ただ、トルコ中銀が流動性供給などの声明を発表、トルコリラがいったん反発したことで、ユーロ・円が下げ渋り、円買いもやや後退した。
ユーロ・円は126円23銭から125円15銭まで下落。ユーロ・ドルは1.1412ドルから1.1365ドルまで下落した。
・17時時点:ドル・円110円10-20銭、ユーロ・円125円30-40銭
・日経平均株価:始値22117.57円、高値22124.60円、安値21851.32円、終値21857.43円(前日比440.65円安)
【経済指標】
・特になし
【要人発言】
・トルコ中銀声明
「銀行が必要とするあらゆる流動性を供給する」
「銀行の外貨預金制限を約500億ドルから引き上げも」
「1日1回よりも多くレポ入札を実施する可能性」
「トルコリラの支払準備率を250ベーシスポイント引き下げ」
東京外国為替市場概況・17時 ユーロ円、欧州株の続落を受けて上値重い
13日午後の東京外国為替市場でユーロ円は上値が重い。17時時点では125.33円と15時時点(125.53円)と比べて20銭程度のユーロ安水準だった。一時125.80円台まで戻したユーロ円はトルコの株式市場が2%超下落し、他の欧州株も軒並み下がっていることで上値が抑えられ125.27円付近まで押し戻された。他のクロス円も同様に弱含みポンド円は140.32円、スイスフラン円は110.72円と本日安値を付けた。
東京時間に暴落したトルコリラ(TRY)円は買い戻す材料も少なく16.00円近辺でもみ合いになった。ZAR円は7.70円近辺まで戻した後は7.63円近辺で推移した。
ドル円はもみ合い。17時時点では110.19円と15時時点(110.25円)と比べて6銭程度のドル安水準だった。ユーロ円の買いで110.36円付近まで戻したが、欧州株の弱さを確かめると、再び110.20円台でもみ合いになった。
ユーロドルはじり安となった。17時時点では1.1374ドルと15時時点(1.1386ドル)と比べて0.0012ドル程度のユーロ安水準だった。ドル円同様に15時30分過ぎにユーロ円の買いで1.1407ドル近辺まで戻したが、その後は1.13ドル台後半までじり安になった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:110.11円 - 110.75円
ユーロドル:1.1365ドル - 1.1412ドル
ユーロ円:125.15円 - 126.23円
欧州主要株価指数一覧
イギリス FT100
終値 :7617.30
前日比:-49.71
変化率:-0.65%
フランス CAC40
終値 :5397.35
前日比:-17.33
変化率:-0.32%
ドイツ DAX
終値 :12344.04
前日比:-80.31
変化率:-0.65%
スペイン IBEX35
終値 :9529.60
前日比:-72.50
変化率:-0.76%
イタリア FTSE MIB
終値 :20906.34
前日比:-184.44
変化率:-0.87%
アムステルダム AEX
終値 :560.54
前日比:-2.44
変化率:-0.43%
ストックホルム OMX
終値 :1607.85
前日比:-8.97
変化率:-0.55%
スイス SMI
終値 :8969.24
前日比:-62.09
変化率:-0.69%
ロシア RTS
終値 :1051.60
前日比:-5.33
変化率:-0.50%
イスタンブール・XU100
終値 :93363.45
前日比:-1576.18
変化率:-1.66%
ユーロ円、戻り鈍い リスク回避姿勢根強く125.20円台まで押し戻される
ユーロ円は戻りが鈍い。15時30分過ぎに125.80円台まで持ち直したものの、一巡後は戻り売りに押される展開となっている。トルコ株式相場が2%超下落して始まるなどトルコ発端のリスク回避姿勢は根強く、125.27円付近まで押し戻されている。また、ポンド円は140.32円、スイスフラン円は110.72円と本日安値を付けるなど欧州通貨のクロス円が全般弱い。
豪ドル・円:軟調推移、一時2016年11月以来となる80円割れ
13日のアジア市場で豪ドル・円は軟調推移。一時80円77銭まで戻したが、アジア諸国の株安を嫌気して79円99銭まで反落。2016年11月9日以来の80円割れとなった。豪ドル・ドルの取引でも豪ドル売りが優勢となった。豪ドル・ドルは0.7300ドルまで買われた後に一時0.7264ドルまで反落した。ユーロ・円は126円23銭から一時125円15銭まで下落した。
・豪ドル・円の取引レンジ:79円99銭−80円77銭
ドル・円は下げ渋りか、新興国通貨安も米物価上昇を意識
[今日の海外市場]
13日の欧米外為市場では、ドル・円は下げ渋る展開を予想する。トルコリラの急落をきっかけに新興国通貨安への波及が警戒され、リスク回避的な円買いに振れやすい見通し。ただ、米国のインフレ上昇を背景に連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ継続が見込まれ、ドルは売りづらい地合いとなりそうだ。
前週末のトルコリラ急落に伴う混乱が、週明けのアジア市場でも続いている。本日のリラ・円は一段安で寄り付いた後は持ち直すかに見えたが戻りは限定的となっている。足元のリラ安を受け、トルコのアルバイラク財務相は中小企業対策を柱とした行動計画を取りまとめる方針を示し、市場の鎮静化に乗り出した。ただ、エルドアン大統領は物価の高止まりにもかかわらず中銀の利上げをなお認めようとせず、経済政策運営の拙さが嫌気される。本日は南アランドが対円で10%程度下げるなど、ほかの新興国通貨にも飛び火し、目先はメキシコペソやインドルピーなどの値動きも注目される。
一方、リラ安を受け欧州の金融資産悪化に懸念が強まり、前週末から引き続きユーロをはじめ欧州通貨が売られやすい。また、原油価格の弱含みで資源国通貨も買いづらく、結果としてドルと円が買われやすい地合いとなっている。ただ、リスク回避の動きでドルに比べ円の方が強いようだ。また、安全資産への資金の流入で米国債が選好され、米10年債利回りは2.84%台まで低下していることから、ドルは買いづらい面もある。とはいえ、前週末に発表された7月消費者物価指数(CPI)が堅調な内容で連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ継続への思惑から、ドル・円は短期的に110円を割り込んでも買い戻される展開が見込まれる。(吉池 威)
【今日の欧米市場の予定】
・特になし
豪S&P/ASX200指数は6252.20で取引終了
8月13日の豪株式市場ではS&P/ASX200指数が、前日末比-26.19、6252.20で取引終了。
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