2018年8月15日水曜日

トルコ、米国品に報復関税 乗用車に120%上乗せ リラ安、対立泥沼化

 【イスタンブール=共同】トルコ政府は15日、乗用車やアルコール類などの米国産品に対し、追加関税を課す措置を同日から適用したと発表した。アナトリア通信などが伝えた。トランプ米政権が、トルコから輸入される鉄鋼やアルミニウムに課す関税を倍に引き上げる輸入制限強化を表明したことへの事実上の報復措置となる。

 トルコの通貨リラの急落で世界経済混乱を引き起こした両国関係が一段と悪化し、対立が泥沼化してきた。

 追加関税は乗用車が120%、アルコール類が140%、タバコが60%。ほかにコメ、石炭、化粧品も対象に含めた。

 オクタイ副大統領は15日、追加関税は「米政府のトルコ経済への意図的な攻撃」への対抗措置だと表明した。

 トルコ在住の米国人牧師の拘束を巡り、米国はトルコの2閣僚に制裁を科し、トルコ側も報復措置を発表している。

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