串カツ田中ホールディングス（東京都品川区）は７日、運営するチェーン店「串カツ田中」で食べ放題サービスを１６日から通年化すると発表した。全２０６店舗のうち、関東地方を中心とした８１店舗で実施する。平日の開店から午後６時までで、１店舗につき１日３０人の限定サービス。インターネットや電話による前日までの予約が必要。主に土日曜日以外のファミリー層や学生など若い顧客の取り込みを目指す。
コースは「ほぼ全品食べ放題」と「串カツ食べ放題」の２種類。「ほぼ」コースは、湯豆腐などの鍋料理を除く串カツや一品料理が対象で、価格は２３５４円（大人・税込み）。スタート時に串カツ４種盛りと定番一品料理４品が提供され、その後は食べ放題になる。「串カツ」コースは１５９８円（同）で、串カツ４種盛りが出された後、串カツ限定で食べ放題になる。制限時間はともに２時間で、ラストオーダーは３０分前。飲み放題はアルコール類１０５８円、ソフトドリンク７３４円で追加できる。
串カツ田中では、１週間程度の期間限定の食べ放題サービスを２０１５年から実施してきたが、顧客から好評で「続けてほしい」という声が多く寄せられていたという。また、６月１日から始めた全店禁煙化で家族連れや若い男女のグループが増えたため、今回、主にこうした層を狙ってサービスを充実させることにしたという。【増田博樹／統合デジタル取材センター】
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